練習会 2017 第1回報告
- 日時:
- 2017年5月14日(日) 10:00〜15:30
- テレイン:
- 美々牧野 (千歳市美々)
- コースセッター:
- 宮川
- 参加者:
- 山崎、大林、川本、松本(龍)、本田、塩平、大野、藤本、古村、木本、吉武、三多、白旗、田中、倉地、樋口、石山、今井、山下、清水 (敬称略)
- メニュー:
- コンパスと歩測によるスピードアップ練習
今回は通行可能度の良い美々牧野のテレインを利用して、コンパスと歩測による地図読みの省略を練習しました。地図を見る回数を減らすことによりランニングスピードの低下を防ぐのが目的です。
最初はフラッグのよく見えるテレイン南部の牧草地帯で、後半は北部の森に移動して実施しました。使用した地図を右に示します。
全コントロールを線で繋いでコースを示しています。廻り終えた参加者は余分のコントロールも使って各自でバリエーションルートを決めて走ってもらいました。
最初にランニングスピードの低下を防ぎ、巡航速度を維持するためのナビゲーションについて、幾つかのコツを説明しました。そして走りながら練習してもらいました。以下にその要点を示します。
- オリエンテーリングのナビゲーション
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- 持っているスピードを出し切る
- 「地図読み」(地図へのコンタクト)は「巡航速度」が低下する
- 必要な地図読み → ルートプランニング
- 不必要な地図読み
- → オーバーランの不安 → 歩測
- → プラン外の特徴物の確認 → 短期記憶(保険)
- → コントロール位置の再確認 → コントロール位置のイメージ
- 歩測は「巡航速度」を維持するための技術
- 短期記憶(プラン外の特徴物)と長期記憶(プランニング・位置説明)
- コントロール位置は「イメージ」で記憶する(慣れないうちはデフ記号でイメージ)
- オリエンテーリングのナビゲーションでカーナビのイメージは捨てる
- → 点(チェックポイント)を距離(歩測)と方角(コンパス)で繋ぐイメージ
初版:2017年5月19日 最終更新:2017年5月19日