2km前後のショートコース3本とコントロールピッキングコースを2本用意しました。
コース1を基本として、このコースのチェックポイントとなる部分にフラッグを設置してコントロールピッキングとしました。(コース1-a/1-b)
コース1のS->1は尾根・沢を直角に横切るレッグです。このレッグには直線的に進むルート(1-a)と北に沢を迂回して登りを減らすルート(2-b)があります。
1->2は尾根を下ってから沢の斜面沿いに進むレッグ、2->3は繋ぎのショートレッグでルート選択の余地はありません。
3->4・4->5・6->7は尾根・沢に沿って上り下りするレッグです。コース1-aと1-bでそれぞれ尾根回りと沢回りのルートを振り分けてあります。今回のテレインでは沢が南北にまっすぐ伸びており主沢/枝沢の違いも明瞭なので、沢回りの方が易しくなっています。
コース1aの8->12のように幅が広く平らな尾根を進む場合は、左右どちらかに寄って傾斜の変換点(俗に言う"尾根の肩")沿いに枝沢を確認しながら走るか、平地と同様にコンパスと歩測で走るのが良いでしょう。通行可能度B程度の藪(コース1-aの10番・11番)はハイスピードで走ると見落とす可能性が高いです。(参加者は実感できたと思います)
またコース1bの10->12のように沢が食い込んで折れ曲がった尾根では、地図を正置しての方向確認を怠るとトンデモナイ方向に逸れていってしまいます。
念の為に。
どんなテレインでも沢回りの方が易しいわけではありません。沢が複雑に分岐している所では簡単に枝沢に迷いこむことがあります。
コース2は1->2が面白いレッグです。大まかに分けても3通りのルートがあります。
2->3は沢を降りるより、尾根の東側の肩沿いに走る方が速いでしょう。
5->6は沢に降りるタイミングをいろいろ選べます。(個人的には6番のやや手前で沢に降りるのが安心と思う)
1->2は三つの選択肢があります。
4->5も
5->6、6->7はコンパスと歩測で直進が一番速いと思います。